芝大門法律事務所 所属弁護士 田村佳弘

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TOPICS

常盤台写真場

Photo No36

撮影場所:常盤台写真場

撮影日 :2018.春

撮影者 :Y.T.

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江戸東京たてもの園に復元・展示されている建物です。もともとは住宅地内に建てられた写真館のようですが、路面電車とも似合いそうです。園内には前川國男邸もあり、建築家を目指していそうな学生とよくすれ違いました。

悪について

エーリッヒ・フロムの「悪について」(ちくま学芸文庫 渡会圭子訳)の新訳版をようやくゴールデンウイークの前半に読み通すことができました。読みやすい翻訳でしたが、頭にすっと入らない部分があり、長く親しまれたとされる鈴木重吉氏の翻訳ではどのように表現されているのか気になりました。アマゾンで検索すると、中古品として1点出品されていたため、早速取り寄せることにしました。価格は1円でした。随分便利や世の中になったものです。

ちなみに気になった箇所は、男女の許されない情事を引き合いに出しながら、いつの時点で思いとどまる自由があったかを論じた後に述べる次の一節です。

 

【渡会圭子訳】

「一般論として語るなら、ほとんどの人が人生で失敗するのは、まだ理性に従った行動をする自由があると気づかないから、そしてその選択に気づくときは、決意するには遅すぎるからだ。」

 

【鈴木重吉訳】

「多くの人が自己の生涯で失敗する理由のひとつは、かれらが理性に則って行動する自由をまだ有する時点そのものに気づかないからであり、また決心するにはおそい時点になってはじめて、その選択に気づくからにほかならないと、一般に言えるのである。」

 

人生での失敗を少しでも減らしたいものです。

月日と分

昨年の夏頃から慌ただしくなり、矢のような速さで時間が過ぎ去りました。今年も既に3分の1が終わり、月日の経つはやさに戸惑うばかりです。ところで、大分前のことですが、とある先に電話をしたところ、電話口に出られた方から、担当者は離席しており、午後2時25分に戻る予定であると告げられました。折り返しの電話が欲しい旨を伝えましたが、その後、人は、どの程度の幅もった時間管理のもとであればストレスなく働けるのかを考えることになりました。きりのよい午後2時30分ではなく、午後2時25分という時刻が組織内で共有されていたからです。仮に5分単位ということであれば、古い人間としては少々大変という気持になった次第です。

新年のご挨拶

新春を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

本年が、皆様にとって、平穏無事な一年になることを祈念しております。

新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法

平成28年9月に公表されました「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会報告書」では、調査結果の報告に加え、浮き彫りになった課題についてどう対応すべきかの方向性が示されました。例えば、新耐震基準導入以降の木造建築物の中でも、(柱とはり等の)接合部の仕様等が明確化された2000年以降の倒壊率が低いことを踏まえ、明確化以前のもので、接合部の仕様等が現行の仕様等に適合していない木造建築物については、被害の抑制に向けた取り組みが必要であるとの方向性を打ち出していました。そして、国土交通省は、この報告内容を受けて、リフォーム等の機会において既存建物の接合部の状況を確認することを推奨することにし、一般財団法人日本建築防災協会に対し、効率的な確認方法の検討を依頼していたところ、平成29年5月16日、同協会によって、「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法(新耐震木造住宅検証法)」が公開されました。

この検証法の対象は、在来軸組構法の木造住宅(基礎がコンクリート造であるもの)で、1981年6月1日から2000年5月31日までに建築された、平家建てまたは2階建てのものに限られますが、リフォーム業者としては、接合部の状況次第では、(これまで以上に)適切な営業と提案によりビジネスを広げることができるかもしれません。「適切な」という点が重要ですが。

浦賀ドック

Photo No.35

撮影場所:浦賀ドック

撮影日 :2015.9.11

撮影者 :Y.T.

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Photo No.34に続いて少し前の写真です。仕事の関係で浦賀に出向いた際に撮影しました。周辺は、平日にもかかわらず観光客で賑わっていましたが、仮に、人気(ひとけ)がなければ、異空間です。直前のTOPICS「カフカ短篇集」を受けて、カフカとつながりそうな写真を選んだ次第です。

カフカ短篇集

カフカ短篇集(岩波文庫)は、「判決」や「流刑地にて」などの法律と結びつく題名の短編が収められていることもあって、読まなければ、と思っていた本の一つです。作品を理解しようという身の丈に合わない試みは初めから放棄し、単純にストーリーを追うだけでしたが、興味深く読み切ることができました。その面白さは、比喩的に言えば、音がなくなる又は歪むような感覚にあるように思われ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキなどのオノマトペでは上手く伝えることができない、というのが個人的な感想です。

無電柱化

4月5日のTOPICS「成城の桜」の中で、電柱・電線がなければ、と書き込みましたが、国は無電柱化を推進しており、国土交通省の「無電柱化推進のあり方検討委員会」にて、現在、無電柱化の推進の方向性について審議が行われています。公開されている議事録に目をとおしましたが、現状の法制度のもとでは、無電柱化を実施するにあたり、住宅地が最も意見集約の難しいエリアになるように思えます。人の欲に訴えて、無電柱化を実現したエリアの地域住民に「大胆な」税法上の優遇措置(固定資産税の一部免除という限定的なものではなく)を受けられるという仕組みを導入すれば、大きな変化が生まれるかもしれませんが、現実離れした話です。電柱・電線のない桜並木を歩くにはもう少し時間がかかりそうです。

建設業法令遵守ガイドラインの改定

建設企業における元請負人と下請負人の取引のルールとして「建設業法令遵守ガイドライン−元請人と下請負人の関係に係る留意点−」が策定されていたところ、国土交通省は、平成29年3月29日、下請代金の支払手段にかかる項目を追加するなどした最新のガイドラインを公表しました。この最新のガイドラインでは、立入検査で多くみられる違反行為事例が追加されていますので、目を通しておくと、「うっかり違反」が避けられ又は自社の業務改善に役立ちます。

芝消防署

Photo No.34

撮影場所:芝消防署

撮影日 :2016.3.22

撮影者 :Y.T.

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出先から事務所に戻る際に撮影した1年前の写真です。この建物は、当事務所から目と鼻の先にあります。イエローの外壁、青い空、ビルの黒い影のコントラストが目を引きますが、意外にもこの建物は消防署です。なかなかやりますね。

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