芝大門法律事務所 所属弁護士 田村佳弘

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ARCHIVE :2021年1月

捨てられない世界へ

昨年、幸運にも既存の循環ビジネスの枠を超える活動に触れる機会を得ました。これまでもそれとなく感じてはいましたが、モノが捨てられない世界に突入していることをより強く意識するきっかけとなりました。生まれたときから「循環」が当たり前の環境で育った世代を指す言葉として、循環ネイティブなる言葉が生まれるかもしれません。そう遠くない将来、循環ネイティブが社会の中心となったときに、大量消費時代の感覚から抜けきることのできない「過去の人」として捨てられないように、新しい感覚と価値を吸収し続けたいと思った次第です。

ちなみに、1月19日には、環境省と経済産業省によって「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」が取りまとめられ、公表されました。

タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁は、上士幌町観光協会のWEBサイトの表現を借りれば、「糠平湖に浮き沈みする幻の橋」です。移動が不自由な時期が長く続いたこともあって、どこかに行きたいという気持を埋め合わせるように、この橋を長年撮り続けている岩崎量示氏の写真集を購入しました。WEB上で検索すればわかることですが、心を癒す素晴らしい写真が多数収められています。

ある依頼者の方との雑談の中で、このタウシュベツ川橋梁を紹介したところ、その方は、既に現地を訪れたことがあるとの話をされ、想像以上に多くのファンが存在することがわかりました。暫くは写真集で楽しむほかない状況ですが、観光業を含め新型コロナウイルスによる影響を受けた全業界のためにも、新型コロナウイルスの早期収束を願っています。

新年のご挨拶

新春を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

本年が、皆様にとって、これまでの努力が実を結び、希望の一年となることを祈念しております。

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