空き家条例
11月7日の読売新聞(朝刊)に「空き家条例」が比較的大きく取り上げられました。年々空き家が増加しており、自治体が、管理不十分な空き家の対策に取り組まざるを得ない状況にあるようです。この記事を読み、「都市縮小の時代」(角川oneテーマ21新書 著者:矢作弘氏)の中で見た「賢く小さくなる」というフレーズを思い出しました。縮む現実はそこかしこにあります。縮みきる前に(発想を転換し)賢くなることができるのでしょうか。
産業廃棄物業者による挑戦
空を見上げると
少し贅沢な昼食
せわしなく名和昆虫博物館を見学した後、やらなければならない仕事のことが気に掛かりつつも、せっかく岐阜まで来たのだからということで、四川料理の「開化亭」でお昼ご飯を食べることにしました。午後1時40分頃の入店でしたので、待つこともなく手早くランチコースを食べることができました。私と同様に「お一人様」のお客さんが少なくなく、相変わらず人気を集めている様子でした。
PowerBook180c
先日、出先でパソコンを立ち上げ、インターネットに接続したところ、スティーブ・ジョブス氏の写真が現れました。1990年に初めて触れたパソコンがMacintoshであり、自費で最初に購入した中古のPowerBook180c(中古でも大変高価でした)が今も手元にあるApple(Mac)ファンの私としては、彼が亡くなったというニュースは大変残念なものでした。コレクター的素質は零で、カメラや時計などに関心はありませんが、パソコンだけは、使い勝手が良く、遊び心のあるMacを使い続けてきました。常に心躍る製品を世に送り出し、私達を楽しませてくれたスティーブ・ジョブス氏に改めて感謝申し上げます。
水まんじゅう
平和茶会
本日、銀閣(慈照寺)において、「平和茶会」が開催されております。参加費の一部とオークションの売上は、東日本大震災の復興や難民の医療支援のために寄付されることになっており、多数の方がご出席されております。有意義な試みですので、来年以降の継続的な開催が期待されます。
理性の限界
極めて不完全な人間であることを自認する私は、「弱さ」に関する本が気になります。先日、仕事と仕事の間のちょっとした空き時間に立ち寄った書店で、「理性の限界」という新書(講談社現代新書 著者:高橋昌一郎氏)が目にとまりました。帯紙には「囚人のジレンマから神の非存在論まで」との難しそうな言葉が並んでいましたが、頁をパラパラめくると、架空の人物(「大学生」、「会社員」、「科学主義者」、「論理学者」、「数理経済学者」などが登場します)が議論をする形式で、専門用語を使わずに難解な概念を説明するというコンセプトらしく、購入することにしました。
著者は、「あくまで楽しみながら考えるという趣旨を優先したつもりである。」と述べていますが、「アロウの不可能性定理」、「ハイゼンベルグの不確定性原理」、「ゲーデルの不完全性定理」などの難しい話を、普通の人が興味を持つように話を作り込む作業はさぞかし大変なことであっただろうと想像されます。
大変面白い本でした。